2021-05-27 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
高効率の石炭火力発電の二酸化炭素排出量は、天然ガス発電より二酸化炭素排出量が多いのですけれども、平成二十七年の資源エネルギー庁の資料によると、二倍には行かないまでも、かなり多いことが分かります。 脱炭素の仕組みを取り入れた場合に、現在の技術でどのくらいの脱炭素が実現できるのでしょうか。おおよそで結構ですが、その脱炭素技術を導入すると、石炭火力発電所はどの発電設備と同程度になるのでしょうか。
高効率の石炭火力発電の二酸化炭素排出量は、天然ガス発電より二酸化炭素排出量が多いのですけれども、平成二十七年の資源エネルギー庁の資料によると、二倍には行かないまでも、かなり多いことが分かります。 脱炭素の仕組みを取り入れた場合に、現在の技術でどのくらいの脱炭素が実現できるのでしょうか。おおよそで結構ですが、その脱炭素技術を導入すると、石炭火力発電所はどの発電設備と同程度になるのでしょうか。
令和元年度末現在、全国の下水処理場約二千二百か所のうち、太陽光発電は百十か所、消化ガス発電は百十八か所において導入されるなど、約二百四十の処理施設で再エネ整備が、再エネ設備が導入されておりますが、更なる導入拡大の余地があると考えております。
山間地や温泉地も多く、バイオマスや地熱も活用できますし、最近では、酪農とのセットでバイオガス発電に取り組みたい地域も多く存在しております。 これら地域のエネルギーを活用しての発電は、地産地消を通じて、地域経済の活性化や資源の国産化割合の向上にもつながります。
実は、ここで書いているよりも、最新鋭の天然ガス発電は最新鋭の石炭発電と比べても更に大幅にCO2の排出量が少なくなりますので、石炭との比較においては半分以下というふうに申し上げていいのかなというふうに思います。 さらに、重要なことですが、これ右側の図に示しておりますが、太陽光や風力などの再エネの利用促進と天然ガス発電、これは不可分であるということであります。いわゆる間欠性の問題であります。
○参考人(西澤淳君) 非常に難しい御質問ですが、天然ガスの発電、LNG発電というものは実はなくて、LNGから一旦気化しますので、ガスを、天然ガス発電なんですが、古い型のものもまだ動いていて、四〇%くらいというのはまだ残っているのかもしれません。
それで、私は、北海道の胆振東部地震の直後にまさにこの鹿追町に伺って、バイオガス発電の取組についてお聞きをしてきたんです。 それで、この鹿追町というところは、畑作農家が百戸あると。
鹿追町は、酪農などが盛んで、家畜の排せつ物をバイオガス発電に活用して、余剰熱でチョウザメの飼育などを行って、できた有機肥料は畑に使うということで、ここは畑作も盛んなんですけれども、一石何鳥にもなっているという話です。自分たちの町で使えるだけの発電をしているのに、その電気はブラックアウトのときに使えなかったと、こういったお話もお聞きをしました。
北海道地方環境事務所の調査では、鶴居村で計画をしていたバイオガス発電が送電網空き容量不足のため見送ることになったということなんです。先に送電線を押さえた電源が優先をされて、原子力発電は稼働していなくても送電線は押さえられたままです。 大臣は、既存の送電網をできる限り活用するんだと答弁しています。泊原発は現在稼働をしておりません。泊原発が押さえている分を開放するべきではないでしょうか。
一方で、今の、一般的に、もう商用化されているLNGのガス発電はキロワットアワーで三百四十グラムぐらいです。
石炭火力発電は、いかに世界の最新鋭の高効率であったとしても、天然ガス発電の約二倍のCO2を排出をするということが言われております。世界が要請するCO2削減と明らかに逆行いたします。 この四要件は輸出を前提にしたものでありますので、これは修正ではなく廃止をし、日本は石炭火力発電を海外に輸出しないということを明記すべきだと私も考えますが、小泉大臣の御見解をお伺いいたします。
ここでは、睦沢町内で採取される全国でも珍しい天然ガスを活用してガスエンジン発電を行い、併設する太陽光発電と合わせて電力を平常時と非常時に道の駅と町営住宅に供給するとともに、ガス発電の排熱を再利用して温めた温水を温浴施設に供給をしています。 このまさに地産地消のエネルギー供給事業が開始したのが昨年の九月一日でした。その僅か八日後に台風十五号が千葉県を襲い、房総半島全域が停電をいたしました。
八 我が国及び世界での国産畜産物の需要に対応し、畜産・酪農の収益力・生産基盤・競争力を強化するため、畜産農家を始めとする関係者が連携する畜産クラスター等について、中小・家族経営にも配慮しつつ、地域の実情に合わせて地域が一体となって行う、収益性向上等に必要な機械導入、施設整備、施設整備と一体的な家畜導入、バイオガス発電等による家畜排せつ物の有効活用、環境負荷軽減の取組等を強力に支援すること。
八 我が国及び世界での国産畜産物の需要に対応し、畜産・酪農の収益力・生産基盤・競争力を強化するため、畜産農家を始めとする関係者が連携する畜産クラスター等について、中小・家族経営にも配慮しつつ、地域の実情に合わせて地域が一体となって行う、収益性向上等に必要な機械導入、施設整備、施設整備と一体的な家畜導入、バイオガス発電等による家畜排せつ物の有効活用、環境負荷軽減の取組等を強力に支援すること。
すなわち、風力も太陽光パネルも、これから問題にいたします家畜ふん尿のバイオガス発電も、それから、いわゆる木質バイオマスを利用した発電施設もなかなかつながらない状況になってきています。 それから、この委員会室におられる皆様には釈迦に説法ですけれども、エネルギーを熱に変えるというのは、これ一手間掛かっていますので効率が悪いんですね。
○佐藤(英)分科員 北海道においては飼養頭数をふやす取組がされておりますので、バイオガス発電の普及はやはり喫緊の課題であると思いますし、ぜひ、農林水産省とも連携をとりながら、政府を挙げて取り組んでいただきたいと思います。 次に、豚コレラ対策について伺ってまいります。 まず、豚コレラが発生した農家は、大切に育ててきた豚を殺処分にせざるを得ない、この落胆たるや想像にあり余るものであろうと思います。
家畜ふん尿を利用したバイオガス発電は、地域の酪農、畜産業の振興とエネルギーの地産地消を一体的に推進する重要な取組であると認識してございます。政府といたしましては、FIT制度の創設以降、メタン発酵ガスという区分を設けまして、よりしっかりとした支援をしてきているところでございます。
そこで注目されるのがバイオガス発電でありますが、現実的には、なかなか思いどおりに進まない状況もあるのも事実であります。 特に、北海道の十勝地方においては、ポテンシャルも高く、バイオガス発電に取り組みたい農家も多いわけですけれども、残念なことに、電力会社との系統接続容量の問題でこれが進まない状況に陥っています。
しかしながら、我が国のエネルギー基本計画では、天然ガス発電の二倍ものCO2を排出する石炭火力発電が依然としてベースロード電源として位置付けられています。一方、世界では脱石炭の動きが広がり、欧州では二〇三〇年までに石炭火力を全廃すると表明し、我が国でも石炭などの化石燃料投資から金融業界が撤退する方針を発表しています。 G20諸国は世界の温室効果ガス排出の約八割を占めています。
特に、北海道におきまして、石川委員の御地元、十勝管内もそうだと思いますが、バイオガス発電は、環境への負荷が小さい有力な処理方法の一つとして取組がふえていると承知をいたしております。 ただ、バイオガス発電により発生した電力を売電する場合には、電力会社の送電網に接続する必要があります。
○岩渕友君 今答弁あったように、地域活性化にも非常に有効だということですし、鹿追町のこのバイオガス発電のような取組というのは地域の課題を解決させるのに非常に有効だということを示していると思います。 そこで、資料一を御覧ください。 これは、北海道電力系統図と主なバイオガスプラントを示したものです。
先月、十勝の鹿追町に伺ってバイオガス発電所を見てきました。鹿追町は、畑作農家が百戸、酪農家が百戸あって、乳牛、育成牛、肉牛合わせて三万頭の牛が町内にいます。家畜の排せつ物などのバイオマス資源を発酵させることによって発生をしたバイオガスを利用して発電、売電をして、余剰熱を活用してチョウザメの飼育であるとかマンゴーの試験栽培も行われておりました。
また、御指摘の北海道におけるバイオマス発電は、酪農業からの家畜排せつ物を用いたバイオガス発電への投資が活発であると認識をしておりまして、農林水産省等の関係省庁とも連携しながら、バイオガス発電の円滑な導入を支援してまいりたいと考えています。
太陽光パネル、ソーラー発電所、そして苫前や稚内の風力発電所、あるいは地熱、あとはバイオ、木質バイオマス、それからバイオガス発電所、そういった再生エネルギーの宝庫であるのにもかかわらず、この再生エネルギーの発電が、電力が供給されたのかどうかというような疑念の声が上がったりもしています。 一極集中が問題だったのか、再生エネルギーによる電力の供給はどうなったのか、お伺いしたいと思います。
○伊波洋一君 沖縄では電力が、原子力がないわけで、原油、石油から石炭に行って、そして今は天然ガスに移っていこうとしているわけですけれども、基本的に、天然ガス発電そのものは一応当面容認されるんでしょうか。
特に天然ガスの発電については、ガス発電については、再生可能エネルギーの変動性に合わせて、つまり再生可能エネルギーがたくさん発電するときは天然ガスの方が出力を下げていく、そして再生可能エネルギーが十分、風が弱まるとか太陽光が弱まる等によって再生可能エネルギーを縮小する場合には天然ガスが逆に出力上げていくようにして、柔軟に再生可能エネルギーの変動に合わせた運転をしていく。
どういうことかというと、例えば、一つの事例としては、シーメンスが今何をやっているかというと、再生可能エネルギーの変動性を吸収できるような形で天然ガス発電をセットで売って、それに天候予測を組み合わせて需給を一致させることができるような発電所運用あるいは系統運用を実はセット売りするというビジネスであります。
バイオガス発電を農村地域で取り組もうとしている方々でございますけれども、今までは農地であるために認められなかった、廃棄物、また家畜のふん尿などでバイオガスを発生させて、それで天然ガスと同じようにガス発電をするという、そういうもので、メタン発酵によるバイオガス発電というのが今農村地域で少しずつ増えていると認識をしております。
北海道では非常に盛んで、私もふるさとでございますので、家畜ふん尿のバイオガス発電で一番大きい別海町もふるさとの町の隣でありまして、視察もさせていただきましたけれども、むしろ今は送電線が足りないのでやりたくてもできないぐらい今北海道ではやられているものでございますけれども、このバイオガス発電をするときに、微生物の世界なので、実は農業の土作りと似ているんですということを伺いました。